さて！ご時世もありちょっと久しぶりになってしまいましたが、サングラスVer. の Vector 011 待望の新作です。

MEGANE ROCK｜メガネロック 福井県・鯖江市、眼鏡の聖地に工房を構え、ひとり真摯に眼鏡作りに勤（いそ）しむ 雨田 大輔氏 。雨田さんはデザイナーであり・職人。つまり、デザインと制作両方を担います（選手兼監督みたいな、凄い）。ありがたいことに、もう長い付き合い。ブランド取扱い初期には、お忙しい中工場で制作工程を時間をかけて丁寧に教えてくれて、そのままご一緒した居酒屋の酒と魚の味は美味しくって今でも覚えています。眼鏡に対するアツイ思いや、鹿児島から鯖江に移り住んで日々眼鏡作りに取り組むその姿にはとても惹かれるものがありました。「自分の責任で出来る限りのことをしたい。」と、MEGANE ROCK セルロイド時代は、ほぼ100％の工程をご自身のその工房でご自身の手で作りあげていました。今もそうで、気温や湿度に配慮した行く種類にも及ぶ磨き工程、組み立てをあの平屋の屋根の高い工房で。カッコいい。

手書きの素敵なメッセージに元気をいつももらっています。皆様にもおすそ分け。VECTOR 011 スポーティかつクラシック。動物シリーズ時代の PANDA と MOLE を掛け合わせたイメージとのこと。癖とかけやすさのバランス感覚が◎。ご紹介いただいた時の印象は「あっ、かけやすそう！」でした。至極シンプルな感想で申し訳ないのですが、本当にそう。そして MEGANE ROCK してるなって。どこかイレギュラーな強弱のあるバランスだったり、配色だったりは元々は販売員だった雨田さんであり、拘って服を着てきた雨田さんだからか、癖と偏りがあって最高。

おひとりでデザインから制作までやってるからこそ、無闇矢鱈には余計にリリースできないし、つくりたいが強く、つくりたいものがある雨田さんの提案だから、毎回身を委ねれちゃいます。既に厳選され尽くしているので。だから、過去一回だけ別注を依頼した時もハラハラでした。今回のこのタイミングのサングラスリリースはタイミングもバッチリで、絶対に紹介できたらと思いました。

VECTOR 011

color：OIL / GY lens

Size：47□23

Price：32.500yen&tax

Comment：VINTAGE ライクな、ややくぐもった様なクリアカラー。レンズとのコンビネーションも涼しげでグッド。洒落た色ですが主張がグッドなバランス。

商品には、家の屋根（の三角）＝メガネの家 というユーモアのある組み立て式ケースと、袋が付属します。

眼鏡を探しだして、見た目が気に入って、ブランドが気になって、作り手が気になった時に、店頭で手にするその眼鏡はその人が完成させているって、なんか良いですよね。感慨深い。実際、新入荷のパッキンを開けたとき、鯖江の空気と雨田さんの熱とが両方が一緒に届いた様で、毎回嬉しい瞬間です。実直で明るくってお人柄も凄く素敵な雨田さんの人柄が眼鏡に、しっかり反映されていて。無個性ではない、むしろ結構特徴的なバランスやデザインですが、それが良い。数ある中から手にする眼鏡だから、プロダクトとして気に入れるのが一番だと思います。最初は周りに違和感あるなんて言われようが、何しようが、気にってるからかけ続けられる。そしてそれがその人の代えがたいアイコンになる。強い愛着を感じさせてくれる眼鏡であれば、それだけでその眼鏡は似合うのだと、そう思います。キャッチーかつ強い作り込みの MEGANE ROCK なので、直感任せで是非手に取ってください！

MEGANE ROCK｜メガネロック