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cantate|カンタータ

Denime Tapered Trousers / 17AWCA068 / All Cotton / 30 , 32 , 34

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週末のイベントを前に既に沢山のお問い合わせを頂戴しています!。“ Denime Tapered Trousers ” はブランド設立時からリリースされる名モデル。物凄く履き易いです!!。是非ご試着下さいませ。スラックスパンツの様な美しいシルエット。テーパード型。

 

“ 素材は、カリフォルニア・シェラネバダの雪解け水、肥沃な土壌から栽培された棉花。サンフォーキンコットンを使って岡山県の機屋で糸からゆっくりと織り上げたオリジナルのデニム素材です。素材に加えて、縫い方も手間と時間をかけました。約20種類の糸を使い、縫う箇所によって、運針も変えています。裾はヴィンテージ特有のウネリを出すためにユニオンスペシャルの43200Gというミシンが使われています。1cmを三つ巻半で折り、ステッチを8mm幅にして縫いました。バックヨーク部分の巻き縫いもコバ(端)から0.72mm の場所に針を入れることにより、はき込むと微妙なうねりやアタリが縫い目や素材に宿るはずです。バックポケットもウエスト部分も「ひと文字」を言われる縫い方なので、糸は継いでいません。ベルトループに入った閂(かんぬき)も、わざと1mm落として縫い付けられています。ジッパーはヴィンテージの1960年代のタロン製です。上部にフライトジャケットなどに見られる「コの字」留めの金具まで入れました。ディテールは、ジーンズの基本である作業着である丈夫さをいちばんに考えたからこその縫い方です。建築家ミース・ファン・デル・ローエに言葉に「神は細部に宿る」という名言がありますが、ジーンズも、こうしたディテールの積み重ねが大事なのです。素材、縫い方がすべてを語ってくれると思いますので、余計なマークは不要と、バックポケットにもステッチも入れず、革パッチも省きました。”

 

Japan Blue Denim pants / 17AWCA067 / All Cotton / 30 , 32

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“ 古着の501XX のジーンズとフレンチヴィンテージ ” に魅せられた松島さんの新作デニム。男性らしい無骨さの中にらしい品の良さが存在します。“ Japan Blue Denim pants ” には拘り抜いた “ 藍染 ” の生地が。特有の美しい風合いにも是非ご注目下さい!!。こちらはストレート型。

 

“ 従来の cantate|カンタータ のジーンズはDenim Tapered Trousersと名付けられていました。ジャケットや革靴と合わせ、エレガントに着用してもらうことを想定したネーミングでした。しかし今季開発したジーンズは、基本により忠実に、カジュアルアイテムにも向くようにジャスフィットではいていただくことを考えたシルエットです。程よい太さで、太腿とヒップの収まりも良いので、上品さが香ります。ジーンズで重要なのは何より素材ですが、今回は藍染のデニムです。経糸に米綿のナチュラルなムラ糸7 番を本藍綛染、緯糸に同じく6番の糸を使い、ムラ感が強く出るように織り上げています。綛染めは、徳島の阿波正藍染法(徳島県無形文化財指定第194号)で染められたものです。1950年代につくられていたデニムを徹底的に解析、再現し、ブランドならではの解釈を加えたデニムといえます。 ディテールにも変化が見られます。裏側に入ったチェーンステッチはシックにブラックに。ベルトループの盛り具合もこれまでよりもふっくらと。ループの位置もオフセットからセンター合わせに変更しました。隠しリベットもフラット型にし、生地の端に入るセルヴィッチも綛染した糸が使われています。定番の象徴ともいえるジーンズに、マニアなら唸ってしまうディテールをたっぷり詰め込みました。”