Midorikawa｜ミドリカワ が提案する SILK DENIM SLACKS 最後の1本となりました。
SilK100%のインディゴスラックスで、ブロークンツイルを彷彿とさせる生地にネップが入る事で良い表情。オンスの表記はございませんが、通年穿くのにベストな重さ、夏はサンダルで冬はブーツという具合。 製品は未洗いでフィニッシュ、更にセンターはプレスされている為、正しく美しいスラックスという印象。他モデルでも提案されるこちらのシルエットは、膝下テーパードがごく僅かで、お尻周りもフィット感があります。正に気になるシルエットで、靴に被る裾幅のバランスが大変良いのです。
着用しているのはスタッフ私物。乾燥機に投入する事で、ノリが取れて大変柔らかくなり、陰影もつくことでより豊かな生地感に。断ち切りで処理されているサイドシーム、バックポケットの口とウェストは、糸が抜ける事でまるでパイピングの様。履くほどに柔らかくなり、生地が重なっている部分からアタリも生まれだしました。
未洗いでも洗いでも、どちらの表情でお楽しみになるかは勿論穿く方次第ですが、スラックスとシルク素材という事で気を使いそうになりますが、ワークなデニムベースと捉えれば、穿く頻度やシチュエーションも増える事でしょう。そして、他ブランドでは手に入らない仕上がりであると確信します。
私はなにぶん、コチラのシルエットに惚れこんでしまいました。