blurhms 13.5 Selvage Denim Jacket を本日はご紹介させて頂きます。職人気質。そんな言葉がよく似合う Designer : 村上氏が作り込む隠れたディテールに心を奪われるデニムジャケット。本来の男らしくも品があるという長年の持ち味と、近年のトータルコレクションとしての高い完成度や、温故知新でモダニズムされたアプローチが見事に融合した1着です。
ディテールに関しましては、見所が多いのですが一番面白みを感じさせてくたのは、やはりカフスを排除した袖の処理です。13.5 Selvage Denim を用いた、デニムの生地としたは最も信頼できるオンス。生地は硬過ぎずにジャリ感があり、ワンウォッシュデニムに良く感じる硬さや着辛さは感じません。そして、タグや付属品の完成度からも感じさせてくれますが、端正な印象を持つデニムジャケットです。どうしてもタフかつオーセンティックな印象になるデニムジャケット。それがまた魅力ではありますが “今” 手にしたいデニムジャケットであり、先にも着続けたいと思わせてくれる絶妙なフィーリングで仕上げてくれています。それではディテールをご覧ください。
【 発売スケジュール 】
DATE:
9/2(THU)12:00 ~
SHOP:
Silver and Gold TOKYO:03-6427-1595
Silver and Gold UMEDA:06-6375-8288
SG ONLINE STORE
MAIL:
初見としては 2nd Type のデニムジャケットの特徴であるフロントのプリーツや、サイドのアジャストパーツが目に飛び込んできます。ですが、あるはずの胸のポケットが無い。よく考えたら無い。っていうのがミソです。デザインとしては削ぎ落とされているのですが、一切の違和感を感じさせません。むしろ特徴的なプリーツが引き立てられるかの様。
13.5 Selvage Denim Jacket
Number : [BHS21F009]
Color : Indigo
Size : 2 , 3 , 4
Price : ¥46,200 tax-in
リンクは 9/2 12:00~ 有効となります
2nd Typeのデザインを組み込みながらも、Gジャンにしては珍しいソリッドでクリーンな印象を与える一着。しかしながら、見えていないだけで胸にはしっかりとポケットがついた仕様&フロントの両サイドにはハンドウォームポケットも配されています。ポケットがあるとないとでは着用頻度は全然違うのではないかと思います。ポケットがあった方が何かと便利ですし、やっぱりあった方がいい。ただ、先程も言いましたが、見えていないというのがミソかと思います。デザインが引き立てられるだけでなく、全体を走るホワイトのステッチが浮かび上がると言いますか、全体をいい雰囲気にまとめてくれているように感じます。
blurhms 13.5 Selvage Denim Jacket のご紹介でした。blurhms 今期のコレクションの中でより光を放っていると感じた本品番。定番という言葉ではありきたりですが、デニムという経年変化を楽しみ育てるのが醍醐味である生地に対しては、普遍性というのは大きなポイントになります。いわゆる 2nd Type をモチーフとした、既視感のあるデニムジャケットでありディテールを踏襲しながらも、例えばコンシールされて設計されるポケットの構築的なアプローチや、カフスを排除して仕上げた贅沢なセルビッチの袖。大袈裟ではないけども、心をぐっと掴むディテールが詰め込まれています。生地自体も 13.5oz のスタンダードなウェイトですが、ガサっとした感触が無く快適に着込んで頂ける素晴らしい生地。ブランドらしい高い匿名性はスタイリングに於いても幅を感じさせてくれますので、多くの方にお喜び頂ければと思います。
blurhms|ブラームス
blurhms|ブラームス とは “blur”と“hmm . . .”を組み合わせた造語。 物事は不鮮明な状態から始まり、考え抜くことでより良い物事が造られる。 着心地、丁寧さ、程よいリラックス感と使いやすさをコンセプトとし、 上質な原料から造られる心地よい生地と日本の職人、技術者によって繊細 で卓越した縫製、加工を背景に、過剰な華やかさは無いが、ささやかな 遊び心と捻りのある細部にまでこだわった商品を展開。