Silver and Gold
2018.06.21

2018 AW SILVER AND GOLD EXCLUSIVES PREVIEW Vol,6

約40年の歴史となるアメリカのアウトドアブランドに依頼したミリタリーパーカー。サイズレンジをリアルに近づけたいと考え、Small、Mediumに対しShort、Regularと2レングスを指定、計4サイズをご用意しました。ミルスペックの全天候対応型レイヤードシステムのギアクロージングの制作も手掛けていることもあり納得のクォリティーです。カラーは BLACK と LEAF の2色。LEAFは少し赤みがかった BEIGE で枯葉のような色ですごく良いです。

VINTAGE ミリタリーではなく、モダンミリタリー。チョイス次第でストリートで活躍。中綿は軽くて暖かい PRIMALOFT|プリマロフト、こもるような暑さも無く適切に着れるのが特徴。ボリュームあるトップアイテムでも包み込んでくれるオーバーコート、雨でもへっちゃらで道具的。機能面でもスタイリング面でも不可欠となるでしょう。

東京の次世代を引っ張るコンセプチュアルショップさまと、Silver and Gold の2店舗で発売。

 

PRIMALOFT|プリマロフト®とは

1983年にアメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発、機能性(断熱・防寒テクノロジー)は如何なる環境下でも使用可能な実用性を持った人工羽毛として誕生した素材。ダウンに代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材。ダウンのように軽くて暖かい保温性と柔軟性を発揮、尚且つダウンにはない撥水性も兼ね備えています。1990年、米国陸軍・海軍の寒冷地用防寒着に採用されていたプリマロフト®は、保温性・軽量性・撥水性・柔軟性・通気性・収納性が高く評価され、ダウンの代替素材として、ジャケット・寝袋・寝具・枕などさまざまな分野に広がりました。

 

 

 

30年以上に渡り輸入靴の提案や、シューズへの深い博愛の下デザインにあった生産国を吟味しヒストリカルでありモディファイされたシューズを作り続けているブランドと共作させて頂いた1足です。既視感と新しさや利便性、ファッション性をいつも心地よい捻りをいれてくれます。

当店では実は定番として過去にもスエードで依頼してきた、思い入れと実績のあるモデル。皆様もご存知の歴史的な定番シューズをベルト1本で着脱できるようにしたというアレンジは本当に気が利いてます。紐無し靴同様の着脱のストレスの無さと、紐靴同様のフィット感。リリースされた時とても感動したのを覚えています。スニーカー戦国時代の中、革靴を履きたいけど丁度いい塩梅が難しくって。革靴に共存された軽快さがとてもマッチ。スニーカー以上革靴未満、そんな感じ。

今回はブラック、ダークブラウンをスムースレザーとスウェードで依頼する事で、秋冬に向けて重厚かつ軽やかさの印象が出せると思っています。硬すぎないこの程度の良いトラディショナルさが気分。男っぽくてかっこいいんです。

 

 

 

腕利きのニッターさんに依頼して、柄ニットの制作が完成しました。90'sなパターン、斬新で新鮮な感触を受け取って頂けると思います。今冬ジャケットのインはこれで決まりじゃないかなと思います。

VINTAGEのクルーセーターを原型に編立、パターン配色、柄の取り方を研究してもらいました。いかにもの柄ニットじゃなく、うっすらと柄が浮かぶ感じなんです。ニュアンスのある色相が大変気に入っています。ネイティブな柄がモチーフですがそんなにネイティブしてない、特有の毒を感じれる雰囲気。シルエットは丸みのある野暮ったさをもたせ、でもドロップショルダーじゃない。型も気に入っています。

近年ファッション業界でいえば化繊の生地開発も凄い水準でドンドン進化していっています。新進気鋭のデザイナーの勢いは次世代を引っ張ています。そんな切り取った”今”とスタイリングしたいなって。温故知新、モダンで温かみのあるスタイルングが生まれるはず。

 

 

 

日本に現存する稀有な職人・技術、そして機械。それらを服作りに対する考え方や情熱でひとつに結び付け、ある種、究極のリアルクロージングを展開するブランドにカバーオールとチノーズによるセットアップの制作を。

カラーは濃い紺色のみ、潔いワーキングカラーがこのセットアップには最も適している。70年代の国有鉄道の制服の様な日本人の懐古心を擽る配色。ベースはワークジャケットの代表格カバーオールと、チノーズの代表格41カーキ、和洋が美しく織り交ざった如何なる嗜好も満たすもの。本来であればカジュアルウェアでありますが、希少なコットンによるヌメリと光沢のあるウェストポイント、緻密なステッチワーク、拘り抜かれた希少な水牛ボタン、デザインにおけるシルエットのさり気なくも美学を感じるモディファイドによって、気取らないユーティリティさを抱えながらも、上質で品格の漂う男の一張羅に仕上がっています。

フェイドレスな一着は経年するほどに魅力を増し、リペアしながら付き合いたいと思わせてくれます。名古屋を拠点とする名セレクトショップ様と、当店のみで展開されるリミテッドアイテムが誕生しました。

 

 

 

イギリス小説のタイトルを冠したシューズブランドに別注依頼したサイドゴアブーツ。

日本人デザイナーがイギリスを拠点に活躍しています。アバンギャルドなデザインとクラフトマンシップに溢れた堅実な作り込みが魅力。トゥの程良いボリューム感とアッパーの低さ、そのバランスが大変気に入っていて、当店ではお馴染みの一足がベースとなっております。

今回はショートタイプからブーツに仕様変更。優れた防滑性とクッション性を持つ Vibram GumliteR シャークソールを履かせました。全体のスマートな印象はそのままにアメリカンな反骨心を足すようなイメージ。ワークからセミドレス、アルティザンからファクトリーまで様々な靴に触れてきて感想を持ってきました。今は特にこれが良い!そう思っています。

ブラックのスムースレザーのみの展開とすることでレインブーツの様なユーティリティさを表現できました。オールコンディションで活躍する仕上がりです。

 

 

 

ヴィンテージに深く精通する Made in Japan ブランドにバックパネルのデニムジャケットの制作を依頼しました。

関西を拠点に世界に発信する、リアルクロージングは使い込む程に味わい深く成長するアイテムばかり。彼らが生み出す洋服はタイムレスな魅力に溢れるのです。

作業着としてデニム素材のジャケットがリリースされて以降最後の PLEATED FRONT BLOUSE と呼称されたモデル、いわゆる 2ND TYPE DENIM JACKET 。身幅があり着丈の短いボックス型のシルエット。勿論ファッションとして生み出された訳では無く、あくまでも作業着として展開されていた為、可動性や耐久性を重視したアンファッションな作り込み。ですが、現代においては最もモダンに感じる見栄えなのです。

そして我々が時間をかけて集めてきた、VINTAGEのネイティブパターンのシャツ。それらを背面に額装するかのように配しました。リメイクのアイデアでもあるこの手法。一点一点異なる柄ですので、アートピースを選ぶかのような楽しさが存在します。これぐらいパンチのあるバックスタイルが気分、コートやジャケットのインで使って脱いだ時のインパクトが最高かと。

 

 

EVENT SCHEDULE

TOKYO

PLACE:TEATORA Sendagaya Store

DATE:6/29(FRI)to 7/1(SUN)

TEL:06-6375-8288(SG)

MAIL:sg-umeda@silver-and-gold.com(SG)

ADD:1F, 2nd-WATANABE bld. 2-13-4 JINGUMAE SHIBUYA-KU TOKYO

※春夏のSALE商品も一部ご覧いただけるように準備いたします。

 

OSAKA

PLACE:Silver and Gold Umeda

DATE:7/7(SAT) to 7/8(SUN)

TEL:06-6375-8288

MAIL: sg-umeda@silver-and-gold.com

ADD:103 Yasuda Bld 1-3 Tsurunochou Kita-ku Osaka

 

 

SG EXCLUSIVE について

いつだって、拘りが詰まった服が良い。譲れないスタイルはあるけど、トレンドだって感じたい。ベーシックは好きだし、傾奇者でも在りたい。一過性の高揚感も求めるし、クローゼットに大切に残る服であって欲しい。

何時だってシーソーゲームの様な、服に対する感情を楽しんでいます。変わらない気でありながら留まることなく、変化しながら服に向き合っています。

日本はもちろん、世界中に素晴らしい知識・感性・拘りをファッションに込めて表現する人達がいます。そして生みだされた服は、当然刺激的であり表現手法に共感したり気づかされたり。歴史上に存在した服の角度のあるフックアップや、新しいアイデアに感銘を受けるのです。

そんな1着に、我々の昂る"今"の気分を混ぜ合わせて、SGでなければ手にする事の出来ないモデルをブランドと共作する事で、皆様と一緒にファッションを楽しめたらって思います。

これまでにも数々の素敵なブランドと意見を交換しながら、特別で楽しめる1着を共作してまいりました。ブランドの魅力と我々の考え方が化学反応し、世界が反応する様なスペシャルメイクを届けていきます。