Silver and Gold

2019.02.22

cantate|カンタータ

ありがたい事に幾度と重ねてきたイベント cantate|カンタータ POP-UP 。カンタータが生み出すのはヒストリカルな洋服を徹底的に突き詰めた究極の定番服。着る程に味わい深く熟成していく様な、そんなコレクションを展開しています。1着手にすると、また1着2着と確実にクローゼットに足したくなる。そんなカンタータのデザイナーである 松島 紳氏 を店頭にお招きして 2019 S/S presentation #session 007 の販売会と、翌シーズン 2019 A/W presentation #session 008 の先見会を行います。正に嗜好品というプライスですが、素材・縫製・生産背景といった詳細の希少な価値に迫れば迫る程、皆様の嗜好はドンドン満たされて、プライス以上の価値を感じてしまう事でしょう。今回は松島氏に迫るべく Q&A にご協力頂きましたので、良ければご覧下さい。

 

 

- EVENT SCHEDULE -

Silver and Gold Umeda

ADD: 103 Yasuda Bld 1-3 Tsurunochou Kita-ku Osaka

2019.03.02(sat) to 03.03(sun)

am11:00~pm20:00

TEL:0663758288

MAIL:sg-umeda@silver-and-gold.com

 

 

 

 

 

 

(Shin Matsushima × Silver and Gold session#001)

 

 

 

Q1, cantate|カンタータ 今季で session #007 (七回目のコレクション)を迎えという事で、先ずおめでとうございます。今シーズンからレディースのラインがスタート、と新たな試みにも挑戦されている印象です。4年目を迎える今と、ブランドスタート当初と変わらない思いと、逆に変化を教えて下さい。

 

A1, ハレとケの服作りは当初から変わっていません。 流行がオーバーサイズの服になってきましたが、cantateではそこまで大きく作っていません。あくまで、着ている人が主役でありドレープを出すために身幅を出すというテクニックは使用しますが、肩はドロップしていないのが特徴かと思います。 どこに行っても褒められる洋服です。

 

 

 

 

 

Q2, ハレとケ(日常と非日常)という、人生におけるTPOとそれに適した必要な洋服づくり。このコレクションが一式揃っていれば、どんなシーンでも対応できるという様な定番服を稀有な生産背景や極上のファブリック、そして着用感や見え方に対する松島さんの拘りが反映された“定番服”を生んでおられます。松島さんの“定番”の定義を教えて頂けますか?

 

A2, 何年後に見返しても廃れたり、古臭くないことかと思います。 安価、高価関係なく、1円でもお金を出してご購入いただく以上、そのシーズンで着潰してしまうような服は作りたくないです。 毎日着たとしても、耐久性が良くなるよう糸の作り方や織り方に工夫を凝らしてます。 買ったのは5年前だけど、逆に今よく着ているよ。というようなことがある服が定番かもしれません。

 

 

 

 

 

Q3,今季ワンサイズのモッズコートのリリースがありました、これまでの提案からすれば異彩を放っていたように思いますが?

A3, モッズコートは基本コットン素材です。 ヴィンテージには、フードが付いていないタイプもありますが、フードタイプが製造されていたということは、傘の代わりに使用されていたことになります。 じゃあ、”雨を弾いちゃう”モッズコート作ろうと思ったのが発端です。 64クロス(通常コットン60%ナイロン40%の生地)を天然繊維好きだからコットン65%ナイロン35%に変えちゃおうと。 生地が織りあがってから塩縮(苛性ソーダに浸して生地を縮め、表面を固くする加工)してます。 想像以上に縮んでしまったので、撥水加工なしでも水を弾く不思議な生地になりました(笑)それを綿糸縫って、製品でワンウオッシュタンブラーしてます。 ただでさえ、縮んでる生地をさらに縮めるSMプレイのお陰で、生地の上を水が動きます。 着始めは硬いですが、少しずつ柔らかくなっていきます。 染めも後染めにしているため、退色してきた時が唯一無二の格好よさになるでしょう。 コーディネートに悩んだら、羽織ってみてください。まとめ役を買ってくれると思います。

 

 

 

 

 

Q4, 松島さんのキャッチフレーズ“夜が足りない”。引き続き足りてないですか??(笑)

 

A4, 引き続き(笑)そもそも夜ってあるんですか? 気づいたら朝になっていることが多いです・・・ それくらい、充実した毎日を過ごさせていただいております。(苦笑)

 

 

 

 

 

Q5, 松島さんの代名詞 Rios Of Mercedes。前回に続きShin Matsushima 別注の Rios Of Mercedes 第2弾楽しみです、次回はどんな内容ですか?差しさわりの無い程度に教えて下さい。

A5, 程よくシンプルな、とんがりウエスタンブーツです。 シンプルですが、ウエルトステッチをダブルステッチにしたり、レザーは野球グローブRawlingsのメジャーリーガーが使用しているものと同じ特別なものを使用します。 実はこのレザーはコードバンで有名なHORWEEM社が製造しているスペシャルな一品です。 とんがったトゥにウエルトダブルステッチ、HORWEENのグローブレザーどちらもRios自身も作ったことがない一足になる予定です。 “履けばわかるさ”とRiosに関しては言いますが、とんがりトゥに抵抗がある人にこそ試してもらいたいです。 虜になるまで時間掛からないと思います。

 

 

 

 

 

Q6, 今イベントでは 2019 A/W presentation session #008 の先見会も開催させて頂きます。次なるシーズンのキーとなるアイテム、カラーやファブリックを教えて下さい。

A6, cantateの秋冬物といえば、チェスターコートが代表アイテムの一つかと思います。 今回はショールカラーのシアターコートをタスマニアポロワースとカシミヤの2種類でお作りしています。しばらくこの手のアイテムはお休みする予定なので、今のうちにどうぞ。 FORZA STYLEで数回に渡ってご紹介してきました、本パイルメルトンを使用したバルマカーンコート、ダッフルコートもすごくご好評頂いております。 色味も中間色に見えるよう、経糸にベージュ色の紡毛のSuper160’s(極上のシャトーブリアンをミンチにしてハンバーグ作るような無駄使いです)を使用しています。 ウールの質が上がるほどソフトでエアリーな風合いになるので、ハンガーで持った時は重く感じても、着ると”え!こんなに軽いの?”と、びっくりする現象が起こります。 無駄使いといえば無駄使い。でもそこに意味があると思います。 色物に抵抗ある人こそ羽織ってみてください。 まだまだ、ご紹介したいアイテムがたくさんあるのですが長くなってしまいそうなので、この辺でご勘弁ください。 ご来店お待ちしております!

 

 

 

 

 

文中にあった FROZA STYLE 様でのご紹介動画です。

 

・[こじラグ谷中の知ってるつもり!]#羊毛から糸ができるまで!

 

・当たり前に着てるけど、ほとんど誰も知らないウールの話をします。

 

・[そこでしかできない技術を求めて]カンタータは加工にも徹底してこだわる!

 

 

 

・cantate|SG ONLINE STORE