Silver and Gold
2021.09.06

cantate Fish Tail Coat SG EXCLUSIVE COLOR

cantate Fish Tail Coat SG EXCLUSIVE COLOR のご紹介です。先日は cantate 21AW Exhibition & 22SS Preview に沢山のお客様にご参加頂きませて幸甚でございました。この場を借りてお客様をはじめ松島氏に感謝を申し上げます。シーズンを重ねる毎にファンの方が増え、店頭で生地や着用感に一目惚れしていただくお客様もいらっしゃったりと、日に日にエネルギーを増すカンタータに Silver and Gold が色別注をした品番を本日はご紹介させて頂きます。

 

2021 SS にリリースされたアメリカ陸軍が生み、日本のファッションシーンでは長きにわたり愛される Fish Tail Coat をカンタータ流のアレンジとスパイスにより、原型の良さを残しアップデートした温故知新な仕上がりになっております。モノの作り込みの良さは言わずもがなですので、アイテムの仕様や作り込み自体はそのままに BLACK で製作を依頼しました。満を辞して限定着数をリリース致します。

 

 

DATE :

9/18 (SAT) 12:00 RELEASE

※SG ONLINE STORE でも同時リリースとなります。

 

 

PLACE :

Silver and Gold Umeda

〒530-0014
大阪市北区鶴野町1-3 安田ビル103

06-6375-8288

sg-umeda@silver-and-gold.com

 

Silver and Gold TOKYO

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-45-2

03-6427-1595

sg-tokyo@silver-and-gold.com

 

 

Silver and Gold Online Store

https://store.silver-and-gold.com

info@silver-and-gold.com

 

 

アメリカ陸軍が、防寒対策用にフィールドジャケットの上に羽織るコートとして採用した「M-51」こと、モッズコート。2019年にcantateなりの解釈で世に送り出したコートが好評だったことを受け、今季新たなスタイルにアップデートを施し、再リリースします。

今作の生地には、経·緯糸にコットンとコーデュラナイロンの混紡糸を使ったバックサテンを採用。強度を上げ、耐久性・耐摩耗性も向上させています。タフな印象ですが、綿本来の柔らかく、優しい肌触りも体感できます。ポケットの中は、いつものコーデュロイなので柔らかく快適です。スタンドカラーでフードを排除しているのが最大のポイント。首まわりがスッキリと見えるので、本来は粗野なアイテムですが、品良く見えるはずです。

ワンサイズ展開で、肩を落として着るくらいのゆったりとしたシルエットに仕上げており、耐水性にも優れ、多少の雨なら避けられるので、レインコートとしても活躍してくれます。裏に付いたボタンには意味がありまして、昨シーズンリリースした Wool Fleece Blouson をライナーとして付けることが可能。防寒性もアップし、真夏以外は年中着ることができます。着心地が軽く、持ち運びにも便利。気候変動でアテにならない天気予報を気にすることなく、折り畳んでバッグに詰めておけば、突然の雨でも心配なしです。(公式紹介文より)

 

Fish Tail Coat-Stand Collar
Number : [21AWCA0301]
Material : Cotton70% Nylon30%
Color : BLACK
Size : 0 (Free Size)
Price : 121,000 tax-in

 

 

FABRIC – カンタータが採用する良質なコットンと、鞄などで有名な強化ナイロンであるコーデュラナイロンの混紡糸を用いた男心を擽る糸からの作り込み。ガサッとしている訳でなく、文章のイメージとは対となる様な柔らかく滑らかな着用感をお楽しみください。雨も気にせず品良くも不精に着こなせます。

 

 

cantate Fish Tail Coat SG EXCLUSIVE COLOR

POCKET SACK – コレクションでメインファブリックとして採用される、極上の肌触りの太畝コーデュロイがポケットサックに採用されるのはカンタータの重要なディテール。実際には見えませんが手を差し込んだ時に感じる作り込みの抜かりなさ、拘りが心を鷲掴みにします。

 

 

STAND COLLAR – オリジナルベースで考えるならフードを外した状態の立ち襟での完成形。生地特有のハリがあるので、凛々しくスマートに襟が立ちます。公式紹介文にある様にタフでありながら品を漂わせる重要な見え方を演出します。

 

 

ONE SIZE FIT – カンタータとしては珍しいワンサイズフィット。ガサッと羽織るオーバーコートだからこそ納得させられます。吟味され尽くされたパターンなので、ご身長・ご体格問わずそれぞれの見え方を自然に楽しんで頂けます。持つと重いのに着ると軽いカンタータの重心を考え抜いた作り込み等からも、毎回感じる作り込みの良さがワンサイズという限定されたフィットだからこそ余計に体感できます。だらしなくもならず美しいバランス。

 

 

STYLING
オリジナルを見に纏う、リプロダクションを見に纏う、デザイナーズブランドによって強いファッションへと消化した M-51 を身に纏う。長年に渡り愛され続ける名作。着こなしも教科書があるほど、既視感の強い1着です。コットン×コーデュラナイロンの滑りのある質感が相乗的に別注色であるブラックをより妖艶な物に仕上げます。細やかなパターンニングにより土臭さが削がれる事のよってシャープな印象すら漂います。だからこそ直球のデニムでも古臭くなく、現代のファッションシーンに落とし込むと街に溶け込む。そんなバランス感覚を持つのがミリタリーデザインのブラックかと思います。

 

 

cantate Fish Tail SG EXCLUSIVE COLOR のご紹介でした。ブランドの実績がある品番の別注色。デザインベースは軍物であり、スペックがそもそも異なるので、古着では買えないクラシックウェアではございますが、オリジナルでも存在しないブラックカラーは、着用しやすくも新しく感じさせてくれます。限られた点数にはなってしまいます、ワンサイズ展開で不思議とどの様なご体型の方でも自然と着れるバランスに仕上がっておりますので、是非お楽しみください。

 

 

cantate|カンタータ

強く撚りをかけた糸で織られた極上の生地、 上着に入った南京玉縁、揉玉、松葉閂のディテール、 そこには手仕事でしか表現できない職人技が香ります。 日本の機屋で糸から織り上げたセルヴィッチデニムや ジーンズに付いた古いタロンのジッパーに つくり手の熱い気持ちが込められています。 昔ながらの上等な生地を探し出し、 職人的な技、古い機械で仕立てるのは cantateにとっては、それが必然だから。 cantate──目指すのは「ハレとケのワードローブ」。 日常と非日常、2つの顔を行き来できる服を思い描いています。 昔、古着屋で見つけたサヴィルロウで注文された上着。 仕立屋の名前は内ポケットの裏側のひっそりと 縫い付けられていました。 それは着ている服がどこ製のものであるか見抜かれないように。 英国紳士にとって、ブランドをひけらかすことは エチケットにも、紳士道にも反することだからです。 cantateのネームも、 しつけ糸を仮止めするように付けられています。 ネームはできれば外してから着ていただきたい。 服よりも、それを着る人が一番に輝いて欲しいと思うからです。 cantateとは、クラシック音楽の一種、 オーケストの伴奏が付いた声楽曲を意味します。 cantateを耳にすれば、 どこにいても非日常を感じ、 その音色が心を落ち着かせてくれます。 cantate同様に、 非日常を堪能できる、美意識を持った服づくり。 そして日常を意識した、 一生手放せないような普遍的な服。 そんな服をcantateはつくり続けていきます。