Silver and Gold
2019.10.07

Marmot|マーモット Historic Collection 2019秋冬

 

 

SCRANTON JACKET MARMOT HISTORIC CLLECTION

 

1994年に訪れた、とても緑の多い街、カリフォルニア・バークレーにあった Marmot Mountain Works|マーモットマウンテンワークス。三角のとんがり屋根の店は、分厚く重厚な木の扉、石の壁の入り口だったと記憶している。後で聞くと古い教会をリノベーションしてつくられていた。

店に入ると大きな犬、高い天井、金髪のカーリーヘアのスタッフ。当時アメカジ野郎の自分が好きにならないわけがなく。とても興奮し高揚感を持ったのを憶えている。そんな記憶に残る、マーモットの別注を2019秋冬もリリース。

2018年秋冬からスタートした、マーモットのヒストリックコレクション、今回で2回目。前回好評だったRandonee Loft Jacket は継続し。NEW MODELを2型作りました。90’s OUTDOORの空気感はそのままに、テクニカルになり過ぎずどこかレトロな感じを残しつつ取り組みました。

今アウトドア・スポーツブランド、大手化繊メーカー含めとても新しい開発がなされています。自分達の着る服は近い将来には、無縫製で3Dプリンターのような機械で作られるようになるのではと思わせられます。事実見てみたい気持ち半分、そうなって欲しくない気持ちが半分。そんな気持ちの中、昔自分がカッコいいと感じ信じてきた感触だけは今も変わらず残っており、フィッティングだとかシルエット、色、臭いなどまだまだ我々にも表現できることが沢山あり、この Marmot Historic Collection もそのひとつ。チョット人と違うアイテムが好きな方必見です。

 

 

 

Marmot|SG ONLINE STORE

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Scranton Jacket

10月12日販売開始

COLOR:BLACK / BLACK , OLIVE / OLIVE
SIZE:S , M , L
PRICE:¥59,000(税抜)
Made in China

Material:Nylon 100%
表 地:Dermizax® / ダーミザクス(防水透湿無孔膜ラミネート素材)
当て布:Dermizax® / ダーミザクス(防水透湿無孔膜ラミネート素材)
裏 地:高密度ポリエステルタフタ

 

スノーボード用に開発されたモデルをモディファイ。プルオーバーを前開きに変更。着丈や身幅のサイズをアレンジし、素材には防水性、防風性と耐久撥水性に優れ、かつソフトでしなやかな風合いを持つ“Dermizax”ダーミザクスを使用。胸に付く立体的なポケットや左袖に付くポケットが特徴のジャケットです。左袖に付くポケットは切り替えカラーになり、BLACKにはOLIVE、OLIVEにはBLACKが配色されます。背中中央に付くMARMOTのタグの上にDermizax”の刺繍が配されます。レトロさと斬新さが共存した今シーズン一押しのモデルです。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Alpinist Tech Sweater

10月12日販売開始

COLOR:BLACK / BLACK , PURPLE / BLACK
SIZE:S , M , L , XL
PRICE:¥22,000(税抜)
Made in China

Material:Polyester 100% POLATEC
表 地:POLATEC 200 FLEECE
当て布:スパンライクナイロンタッサー

ポーラテックフリースと当て布の補強が特徴的なデザインのフリースジャケット。ポケット内側にウェストのドローコードが取り付けられています。ウェストのドローコードを締めて着て頂くのがお勧め。袖のパターンも稼働しやすいように立体に裁断。Scaranton Jacketのインナーとしても着て頂けるように企画しています。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Randonnee Loft Jacket

後日入荷

COLOR:BLACK / BLACK , OLIVE / BLACK
SIZE:S , M , L , XL
PRICE:¥38,000(税抜)
Made in China

Material:Nylon 100%
表 地:30Dスパンライクミニリップ
当て布:ナイロンタッサー
裏 地:高密度ポリエステルタフタ
中わた:airpack 120g(PE-100%)

 

このモデルはもとはダウンジャケットでした、中綿のモデルが、近年ダウンより扱いがとても楽なことに気づきチョイス。ボトムの切り替え部分、ポケットのフラップがマーモットの特徴的デザイン。素材は耐久撥水加工がされたナイロンタフタ、切り替え部には強度の高いナイロンを使用。今年の冬もこのランドニーロフトジャケットの丸みの帯びたフォルムが、皆さまを包み込んでくれます。昨年リリースして実績のあるモデル。生地が昨年のモデルを少しだけアプデートさせています。

 

 

 

 

上記3モデル10月中旬より順次入荷予定です。9月よりオンラインストアでも予約販売を行います。

 

MODEL:YU HIRANO

PHOTOGRAPHER:HIROKI KAWATA

https://www.instagram.com/hiroki_kawata/

 

DISCにて撮影 ※DISC=DESCENT INNOVATION STUDIO COMPLEX
撮影にご協力いただきましたDISCの皆様、有難うございました。

 

THANK YOU!

 

 

 

Marmot|マーモット

1971年カリフォルニア大学で、アラスカの氷河を研究するプロジェクトで知り合ったエリック・レイノルズとデイヴ・ハントリー。この二人の独創的な学生は、アラスカの氷上で受ける授業を快適にするにふさわしいウェアを考えていた。二人は寄宿舎を工房代わりにダウンを使用した3つのウェアと、-45度まで使用可能なスリーピングバッグを製作。そして1974年、友人のトム・ボイスを招きコロラド州グランドジャンクションで『Marmot』は誕生する。

同年の秋、ある男との出会いにより『Marmot』は一気に前進を始める。男の名はマイク・フーバー。ペルーに赴いていたトムは、映画製作者と名乗るマイクと偶然出会う。コロラドへと戻ったトムはマイクからの緊急コールを受ける。「108着のダウンジャケットを製作してくれ。納期は1週間後だ。君にできるかい?」「YES」。即答するトム。そしてこう言葉を続けた。「マイク、君からこの電話をもらう前から、僕らは用意を始めていたよ」。1週間後、『Golden Mantle』と名付けられたダウンジャケットは、クリント・イーストウッド主演の山岳アクション映画『アイガー・サンクション』の撮影スタッフへと届けられた。

1976年、画期的なマテリアルとの出会いが訪れる。早速そのマテリアルを使用したスリーピングバッグを製作し、防寒・防水テストを開始。防寒テストは食肉用冷凍庫への7連泊、防水テストは消防用スプリンクラーを使用するなど、過酷な環境条件を想定したハードなものだったが、そのテスト結果は彼らを満足させるものとなった。すぐさまそのマテリアルを100フィート購入し、ウェアやスリーピングバッグへの採用を開始した。採用されたマテリアルの名は『GORE-TEX®』。現在ハイパフォーマンス・マテリアルとして名高いこのマテリアルの、アウトドア界で最初の顧客が『Marmot』なのである。

 

 

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